アラサーOL 東京迷子日記

迷子なわたしの日々と迷子なアラサー女たち

自立するってなんなんだ

こんにちは、とらこです。

「今日出会った年上の人は、ひとりでも大丈夫だと言う」

という歌詞を思い出した話。

 

まぁまだ飽きもせず例の話をしていたわけですが。

torakolost.hatenablog.com

 「相手も頑張っている人がいいと言うのは、それはある意味依存なんじゃない?」と言う人がいた。

確かに、自分に確固たる意思や美学があれば周りの雑音なんて聞こえないはず。そこまでは私も考えたけど依存という言葉は出てこなかったな。

より自分を追い込むような環境に自分を置きたがっている彼はドMだなぁとは思うけど、確かにぶっちぎりで振り切れているわけではなくて何かに縋っている部分は無きにしも非ずかも。

と、彼を貶めたところで何にもならないのですが。

 

あとその年上の人は私に対して自立についての意見も言っていたけど、

・バリキャリを求めるだけが自立じゃない(もちろん仕事という面では立派な自立であるけれど)

・自分一人生きていけるだけのお金を稼いで、なんなら葬式代も出せるぐらいのお金があればそれは立派な自立だと思う

・一方で「結婚するなら年収は〜以上で、職業は〜〜」なんて言い出したらこれはまた依存になってしまう

と、何かせねば何かなさねばとトラウマ全開な私にとっては灯台下暗しというか。

今すぐ血反吐吐くぐらい働くバリキャリになるには経験も能力もないけれど、人間としてきちんとプライド持って生きていくだけで自立と言えるのかもしれない。

 

それからは何か成すには「血と訓練」が結局モノを言うと。

結局育ってきた環境が人間を作るし、でもそこで得た能力を発揮するにはやっぱり訓練しかない。

そんな話を聞いていると、自分は長らく自分の頭で考えることを辞めてしまっていたなぁと思う。

訓練が足りないから今こんなことになっていて、なんだか遅れてきた反抗期みたい。

本来ならきっとみんな学生のうちに自分のこと本気で考えてそれから社会に出てくるんだろうけど。

もちろん何事も遅すぎることはないけど、錆び付いた脳みそを再び叩き起こすのが大変ね。

で、みんな潜在意識として「血と訓練」を感じているから共感を生む、例えばスターウォーズもワンピースもそうだよね?とな。

私も私のオビワンを見つけねば。 

 

 と、今まで人になるべく自分のこと、特に弱いところを見せないように生きてきたんだけど、今回の話をいろんな人にするといろんな意見が返ってきて面白いし勉強になる。

ホリエモンも「共感を得るためには自分の話をまずしなさい」と言っていたので、社会とつながるためには必要なことなんだろうなぁ。

自分一人じゃ辿り着けない考え方だってたくさんある。人に助けてもらいながら自分の思考を巡らせて、自分に自信を持って生きられるようになったらそれが自分にとっての自立かも。

そうしたらようやく人と人生共にしてもブレない自分でいられるかなぁ。

 

支離滅裂になってしまいましたが兎にも角にも久々に宇多田ヒカル聞くといいわ。

いぶかしげな私もまだ考えている途中です。


宇多田ヒカル (Utada Hikaru) - Letters - YouTube

好きな小説の話

こんにちは、とらこです。
夜の冷たいような少し暖かいような風に気持ちが相変わらずぐらぐらしてます。
 
昔から活字を読むのは嫌いではありませんが、ここ数年は急に取り付かれたように本を読む時期があってその際は「春(or秋?)の読書週間」と称して数冊本を立て続けに読んだりします。
まぁ、その後ぱったり読まなくなるんだけどさ。
そんなこんなで好きな本の話。
 
今まで読んだ小説の中で一番好き。
キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)


 うん、王道すぎるのはわかってるんだけどさ。

 それにしても作中で人が死ぬのにこんなに柔らかい空気の物語ってはじめてだと思った。

暗い空気はまったく漂ってないんだけど、ひとりぼっちな人たちの話。

同じ方向を向いている人が集まったらどうなるか、きっと私もそんな人を捜しているんだと思う。

よしもとばななの本は好きで他のも読んでるんだけど、心をぎゅーーっと掴んでくるから体力使う。
一番読み進めるのが辛かったのがこっち。
まぼろしハワイ (幻冬舎文庫)

まぼろしハワイ (幻冬舎文庫)

 

 自分が今まで言葉に落とし込むことが出来なかった心の機微を温度もそのままに言葉に書き表されていてそれはそれは胸を抉られる気持ちなのです。

でも読み終わると、自分のこんな人生も悪くないのかなぁと思える。

この2冊はこれからも時折また読み返すんだろうな。

 

次点で好きなの。 

八日目の蝉 (中公文庫)

八日目の蝉 (中公文庫)

 

当時映画化されると話題だったから読んだんだけど、思いのほかこれがよかった。

読んでいるとその場面ごとの湿度とか匂いがリアルに浮き上がってくる。こんなことってなかなかなかった。

角田さんは女性の強くて脆い、生物としてもうどうしようもない部分を書き出すのが上手だと思うんです。

紙の月も、八日目の蝉も、主人公はけしてやってはいけないことに手を染めているんだけどもしかしたらそれは明日の私なのかもしれない。

誰だって弱さとどうしようもない衝動を抱えながら生きているよね。

八日目の蝉に関して言えば、母は強し。この一言に尽きる。

他の作品も読もっと。

 

 最近個人的にヒットだったの。

ドーン (講談社文庫)

ドーン (講談社文庫)

 

 SFだと思って手に取って見たんだけど、それよりもテーマの一つである人間がどう他人と関わるべきか?という概念が非常に興味深かった。

作品中の近未来の世界では、人は個人(individual)の中に複数の分人(dividual)を持っていて、向かい合う相手やコミュニティによってその分人を変えて接するという考え方が浸透しているんだけど、この考えがすとんと自分の中で腹落ちした。

それまで自分の中で相反するキャラを共存させることに苦労していたんだけど、それでいいんだ、と思えてすごく楽になった。

長いからペース掴むまでちょっと大変だけど「わたしはこんな考え方です」という自己紹介代わりに人にオススメしたい一冊。

 

個人的に読んだ本とか映画にすぐ感化されちゃってテンション左右されるからその時々自分に合った本を探し出すのにすごく苦労する。

買ったはいいけどどうにも合わなくて全然読んでない本もあるし。

次のお気に入りを探すべく、旅はまだまだ続くのです。

アラサーにして家なき子寸前

こんにちは、とらこです。

 

家 が 決 ま ら な い。

 

恥ずかしながら家探しがこんなに時間と体力と根気を使うものだと知らなかったです。

今まで引っ越し自体は何度もしているので間取りを見るのは得意なのですが、確かに実際自分で物件を決めたことはなかったので・・・

 

会社の最寄り駅が割と便利な場所にあるので、場所の選択肢は多いのですがいかんせん自分の中の条件が厳しすぎる。

今まで都内でちゃらんぽらん生きてきたので今さら沿線の奥の方に引っ込むのはいやだしそもそも本屋とスタバがないと生きていけないし〜

とかなんとか舐めたことを言っていますが、今回改めて気づいた至極当たり前の事実、それは都内の家賃は高い。高いよー。

間取りを見たり内覧をしたり値段で一喜一憂しながらも、自分の気に入る物件を借りる程の甲斐性もない自分に本当に落胆しました。ださすぎる。

 

とにかく、何が一番大事か今一度考える必要がある。

1)立地重視にして部屋のグレードを下げる

2)部屋の快適性を優先して都心から離れる

3)腹括って家賃を稼ぐためだけに生きていく

 

でも、何件か見たけど1より明らかに2を優先した方が生活は豊かになるんだよな。

日が入る明るいお部屋でゆっくり引きこもればいいじゃない。

でも繁華街から遠いのもスーパーがないのも嫌なので結局2と3のコンボになって、立地そこそこなのに家賃高いよ・・・が今の状況。

もうちょい振り切れればいいんだけどなー。

 

今第一候補なのが会社まで一本、なおかつターミナル駅までも頑張れば歩ける距離なので最寄りまでの終電逃した場合もターミナル駅までたどり着けばどうにかなる場所。

部屋のスペックや立地は100%満足ではないけれど、妥協出来るかなぁという程度。

でもお部屋が明るくて広いのは◎

値段が予算よりちょい足が出ているので、費用対効果を検証する必要あり。

明日には不動産屋に回答出したいなぁ・・・

 

家って大事だね。毎日のテンションとか生活パターンが一気に変わるし。

自分がどこで生きていくかきちんと自分の頭で考えることも自立の第一歩かもなぁ。

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 この年になってもお金のことあまりわかってないって私だけですか?

家賃とか生活費とか基本的なことを学ぶのに役立った。

人生初めて振られた話への反応

こんにちは、とらこです。

最近気持ちよく飲み会から帰ることが出来た記憶がなくて体力の低下を感じます。
 
さて、人生で初めて振られてから早半月ぐらい経ちましたが一通り必要な人たちへの説明は終わりました。 

torakolost.hatenablog.com

女性と男性だと反応に違いがあって面白いですね。
 
女性の場合
顛末を一通り話すと大抵場が静かになります。
起承転結がすべてまとまってるのでぽかーんとなるのはしょうがないですね。
そこから始まるのは大抵彼へのクレームでしょうか。
価値観押し付けるなよ怒 という反応が一番多い気がします。
あと、バリバリ男とバリバリ女だと衝突しそうだからわたしがゆるいぐらいがいいのでは?という意見も多い。
でもこれは良くも悪くも同じ価値観、同じ考え方の友人が多いことの裏付けなんだろうなと思います。
 
男性の場合
わたしの失恋話うんぬんよりも「人生ではじめて 振られた」と言うワードに食いつかれてます。
で?で??どういう気持ち??というのをリアルに聞かれる。
でも彼に対する意見はほとんどなくて、合わなかったならしょうがないよねーというぐらい。
わたしに対するダメ出しもあんまりないのはみんなのせめてもの優しさか。
あと、(年も年だし)ズルズル行かれずにすぱっと答え出してもらえてよかったじゃん、とか。
これは確かになー、ここからあと3年ズルズルとか無理。
 
 男女の違い
やはり女性は共感の生き物だなぁと感じます。
わたしの「昨日振られました!」宣言を皮切りにみんなの不幸自慢というか武勇伝のシェアは心強いものです。
一方で、個人的には解決策を見つけたい時は男性に相談するのが一番だなぁと改めて思いました。
理知的だし、恋愛の場合は特に相手は彼ら男性ですものね。
物事が起こった直後の気持ちが不安定な時は女性に無条件の共感を向けてもらって自分の自尊心を取り戻し、少し落ち着いてきた段階で男性の冷静な第三者的な意見を聞く、これがベストソリューションが気がする。
もちろん男だから女だからと言って一括りに出来ないのは重々承知ですが。
 
ちなみに番外編。
 
ゲイの場合
たまたまゲイの方と話す機会があったのでもちろん以上の話をしたところ、
「あんたそーやって肩出して(その日オフショル着てた)髪こっち寄せて(中村アンちゃん的なのよくやる)ってなんなのー」みたいなすごく見た目の話から突っ込まれましたが多分女性と男性のハイブリット的な意見だったと思う。
その日なぜか記憶をなくすほど飲んだので結論を覚えていないのが残念。
おそらくそんなしょうもない男〜みたいな感じで励まされたんだと思う。推測だけど。
 
父親の場合
我が家において娘の恋愛事情はそんなにオープンな情報ではないのだけれでも、住処うんぬんの問題も絡むので今回はひとまず状況だけはシェアせざるを得ませんでした。
父は理詰めと言う点ではわたしの人生の師匠なので詳細の説明こそ省きましたが(とことん問題点を洗い出されて恐らく精神を根こそぎ持ってかれる)
恋愛だけじゃなくて人生みたいな大きな話でちょっと弱音を吐いたら「何事も挑戦するのに遅すぎることはないよ」と諭されました。
今までの父親の発言の中で一番刺さった。
 
元彼の場合
っつーか本人。
話題の一部として人々の反応をシェアしたんだけどなんだこの会話。
その無邪気な興味心が眩しいわ。
でもへんなバイアスかけずに普通にコメントしてくるあたりさすがね。そういうの期待して話したんだけどさ。
 
 
振られた日より、改めて話す日の方がなんだか辛かったのです。
彼の限られた時間のリソーセスを無駄にしてしまっているんじゃないかと自分を追い込んでしまう。
本人の意図云々ではなく得る人よりも与える人の方が立場が強い、それは自然の摂理ですものね。
もう道は交わらないだろうなぁ、でも貴重な焚き付ける系だからkeep in touchはしてたいんだけどな、でもその時間彼に有益にならないし(以下ループ)
好きとか好きじゃないって感情はそんな話を超越してしまうからすごい。
そして私はその魔法を無くしてしまったのです。

ともかく、この気持ちがひりひりしているうちに自分に何か見つかるといいな(まずは安住の地)、と思うとらこでした。
では。

女の賞味期限とは

こんにちは、とらこです。
 
周りの同世代でちらほらとお見合いという言葉が聞こえるようになりました。
私は某地方都市の出身なのですが、コンサバな土地ゆえ生まれも育ちもここです!という人たちの中ではお見合いと言うのは割と聞かれるワードです
私個人はお見合いとは無縁の家柄なので実態を知らなかったのですが、話を聞いていると古き良き時代は21世紀にも引き継がれているようです。
 
 
1. 婚活市場もピークは25歳
最近お見合い市場に身を投じた友人曰く、私たちの年だと「3年遅い!」と言われてしまうそうで。
となると婚活市場でピークを迎えるのは25歳、これは肌感的には自由恋愛市場のピークと重なっていると思います
それなりに可愛くて愛嬌がある女子(当時はまだ女子だな)ならば、25歳なら入れ食い選び放題な時期なのではないでしょうか。
その時にこれだ!という殿方を見つけることが出来てればいいのですが、大方損切りのタイミングを見損なって値崩れを起こすのが今のアラサーシングル女子たちですね。
そんな中、誘惑に負けずに早々に自らを婚活市場に身を置く女子たちは自分のポジションを明確に理解している点で頭が上がりません。*1
と、なると20代も前半なうちにやはり自分の人生プランをぼんやりとでも考えておくことがシングルアラサーを回避する秘訣ではないでしょうか。経験者は語る。
 
 
2.自由恋愛時代からお見合いへのスライドの弊害
これ、個人的な疑問なのですが。
「わたしはゆくゆくはお見合いで結婚するんだろうな~」と初めからその心づもりをしていた人は問題ないと思うのですが、お見合いは最終手段と思っていたけど実際に自由恋愛市場から抜け出してお見合い市場へシフトするにはある程度の覚悟と諦めが必要なのではないのかと。
前出の友人も、お見合いとなると家族プロジェクトとなるから自分の意見はあまり反映されない・・・と溢していました。
彼女にとっては、結婚となれば家族との関係もとても重要になってくるので恋愛をはじめる前にオフィシャルにステータスを吟味することはむしろありがたいことでしょう。
でも今まで普通に恋愛してきたのに、結婚となったらそんな理性的な感情ひとつで人生決めることが出来るのだろうか。
自由恋愛で結婚した人とお見合いで結婚した人の結婚生活の満足度の差が知りたい。

 

一方で、東京にいると「女は28歳からだね!」とおっしゃる男性にぼちぼち出会ったりします。
まぁ、基本的に既婚者しか言わないので彼らにとって都合がいい女は28歳からということでしょう。
若すぎず、年すぎず、物分りがよくなってくる年頃だからでしょうか。
 
でも28歳って実際はもう生物学的にはもう老いていく一方だし、この先魅力をキープするためにはやはり本人の努力がモノを言うってことでしょう。
あーーーー結局意識高い系が言ってたことが正しくてむかつく。
さして取り柄もないわたしは己の細胞の老化に怯えながらも今日もふにゃふにゃ生きていきます。

では。
 

*1:自由恋愛市場でも価値がありそうな女子が、ご両親に結婚相談所資金をぽーんと出してもらい20代前半でさっくり医者とかと結婚する話とかあったりなかったり

当たり前だけど結婚はゴールじゃないよね

こんにちは、とらこです。

 

アラサー女(もう女子とは言えない)ならば今まで一度や二度結婚焦り期が訪れてますよね。

かく言う私も何度かの焦り期のおかげで、有名どころのエンゲージやマリッジならデザインでどこのブランドかわかるぐらいには拗らせてきました。

人とはあんまりかぶりたくないから、自分がいいなぁと思ってたモノを近い人がはめているとチッと思ったり・・・ともはや指輪話に脱線しそうですが。

 

ともかく、わたしに直近一カ月で起こったドラマを引っ提げ久々に会う友人たちと傷をなめあっていたのですが、意外と既婚者チームから出てくる出てくる不満な話。

 

1.いつまでもお金の管理が出来ない旦那

旦那様が単身赴任中の友人。

直近の喧嘩は信じられない額のクレジットの引き落としの件だとか。

半分弱は接待の建て替えとはいえ、給料振り込まれて即効引き落としでなくなっちゃったよーとママそっくりなベイビーをあやしながら話す彼女は私が知ってるころよりも何倍もたくましく見える。

独身時代の彼女は華やかで、彼女の我儘を聞いてあげたい男性はいっぱいいるだろうと思えるような凛々しさがあって。

今までも旦那様絡みで大変なことをちらちら聞いていたがまさか耐える妻になるなんて当時は想像もつかなかったわけです。

でも彼女の場合はいい意味で強かさと賢さがあるのできっとなんだかんだ家庭をコントロール下に置けると信じている。

 

2.いつまでも大人になりきれない旦那

バリキャリ街道まっしぐらな友人。

出会った頃はお嬢様気質かと思いきや自分が思い描く将来はちゃんと自分の手で勝ち取るところには本当に頭が上がらない。

結婚も彼女が思い描いてたタイミングできっちり行い、仕事は順調(そうに見える)、そして次は子ども!というところで壁に当たっている模様。

仕事との兼ね合いを彼女が調整しているにも関わらず、旦那様が消極的と。

女にとっては生物的なリミットも、ましては彼女のようにキャリアがこの先続いているのなら余計に計画的にならざるを得ないわけですよ。

人の親になるって重い決断だし、金銭的にも精神的にも負担は増えるけどおーーいしっかりしてよーーーと旦那様には言ってしまいたくなる。

とはいえ殿方はセンシティブな生物と言いますものね*1、友人にも「いろいろ言いたくなるのはわかるけど、計算ずくでもいいからとりあえず彼へプレッシャーをかけるのを辞めてみるしかないんじゃない」としか言えませんでした。

女がそこまでお膳立てしなきゃいけないかと言う女のプライドにも関わってきてしまうけれど、とりあえず何かがどうにか転んで上手くいって欲しいと願うほかないのです。

 

シングル組からしてみれば、自分と合う人を見つけるだけでも苦労しているのに、それから更に結婚までたどり着ける人たちはそれだけで尊敬する、と思ってしまうわけです。

更には今の孤独感焦燥感を一気に吹き飛ばしてくれる魔法のイベント、それが結婚!と思っている節はあるかも。

だって夢見る時間が長ければ長いほど妄想は膨らむものね。

しかし別の友人も、「正直別れたいって思ったことは一度や二度じゃない」と溢していたほどなので、やはり結婚は新たな現実の第一歩だということを認識することが大事ですね。

 

私個人としては、先日振られた経験より彼氏欲しい!結婚したい!という欲求よりも生活をどうにかセットアップせねば!というほうが急務なので結婚うんぬんには若干引いた目線で見ることが出来ているかな。いつもよりは。。

むしろその前に自分にきちんと価値を付けねばならん、という意識高い系元彼(もう元彼かよ)の後遺症に苦しんでいるとらこでございます。

 

torakolost.hatenablog.com

 

では、また。

 

ーーーーーーー

 無駄に妄想してました。

 

*1:睡眠不足もあんなにダイレクトに影響するとは思わなかった

人生ではじめて振られた話

こんにちは、とらこです。

 

いきなりですが。

28年ちょい生きてきましたが先日、初めて振られました。

しかも付き合ってわずか1ヶ月で。まさかの最短記録タイ。

 

今まで何人かお付き合いさせていただきましたが、勢いで付き合っちゃえ★ということはなく毎回一応きちんと熟慮した上でお付き合いしてきたつもりです。

というのも、へんなところで人の好き嫌いが激しい上に(日常生活には支障はない程度、のはず)他人に自分の弱みを見せることが苦手なために、付き合う人には自分のすべてさらけ出したい欲求が強くておのずとふるいの目が細かくなってしまうんですね。

今回の方はそんな中でも久々にケミストリーを強く感じて、珍しくこれだ!!と思えた案件でした。そして向こうから好意を寄せてくれていたし。

なのになぜ急転直下こんな悲劇が起こってしまったのか。

 

  1. とりあえず馴れ初め

出会いは共通の知り合いからの紹介。

わたしの直近のクソ恋愛(これはまた後日)を愚痴っていた友人に誰かいい人いないかしらと相談していたら、その人が別件で偶然再会した学生時代の友人を紹介してくれました。

私、実は紹介してもらうの初めてで結構緊張して臨んだわけです。

最初は仲介してくれた共通の友人を挟んで3人で会ったわけですが、初対面の彼の印象は眼鏡と話し方のトーンで少し神経質そう??だなんて思ったり。

でも実際話してみるととてもフレンドリーだし会話のキャッチボールが心地よいし(これ大事ね)あと今思うと話すときゅっと上がる口角がすごく好印象でした。

初回の顔合わせからすぐに二人での食事のオファー。そのスピード感に手ごたえを感じる私。

それからほぼ毎週のように会っていたわけですが、毎回毎回何時間も話し込んでいて、またそれが面白いこと!

お互い社会のメインストリームからは若干ずれているんだけど、物事を捉えるアプローチが似ていて話していてストレスがなかったんですね。

相手は頭の回転がいい人だったので、こちらも普段ほわほわな脳みそを繋げて繋げて、でもその作業が気持ちよくて。

人柄も好きで、この人と一緒にいたら楽しいだろうなと思うまでにそう時間はかかりませんでした。

そして間もなく交際スタートするわけです。

 

 2.そしてどうなったか

もうテンション最高潮な状態ではじまったわけで、浮かれポンチだったわけですよ。

久々に愛されてる実感が湧く甘い日々。たとえそれがハネムーン期だとしても。

彼の優しさに甘えてしまい、前回の恋愛で我慢していた私の中の我儘構ってちゃんが爆発。

そして偶然にも同時期に私の住居問題が勃発し、まもなく家なしになる危機。

でもそんな中彼はうちに転がり込んでもいいよ、とまさかの神対応をしてくれました。

わたしの人生はバラ色だったわけです。

付き合って2週間経った、この時までは。

 

 3.突如終わったハネムーン期

わたしの住宅問題も転がり込むことで決着がつき、ばたばたしていた日々からようやく落ち着いたある日。

彼「とらこちゃん・・・話あるんだけど」

と「・・・?(やな予感)」

ありきたりな切り出し方から始まる会話にはもちろんグッドニュースなんてあるわけなくて。

要約すると、

・自分はお互い高められるような女性が好きだが、きみはそうじゃない

・自分はきみの求めているようなことをしてあげられることが出来ない

って、今そんな基本的なとこダメ出ししちゃう?

 

 4.結局何がいけなかったのか

彼、なんだかんだ言って意識高い系だったんですね。

確かに今までの経歴を聞いていると自分の知的好奇心のためには努力を惜しまないタイプ。

そして確かに頑張ってる女性が好き、そんな人を見て自分も頑張らなきゃという気持ちになると言ってたわ。

一方わたし、現状ゆるりふわりとOLしているぐらいなので人生どうにかなるっしょータイプ。

勉強とか努力とか好きじゃないし。なんなら誰か褒めてくれないと頑張れない。

しかし幸か不幸か妙にマニアックな話題の引き出しをちょこまか持っていたり、元々理詰めで物事を考えるのが好きなので会話ベースでは彼とケミストリーが起きてしまったわけです。 

更には構ってちゃんモードを発動してしまったため、激務なのにちゃんとケアしてくれていた彼に向ってそれ以上を要求してしまったようでそれが彼の中の違和感の原因の一つになってしまったよう。

 

 5.今思うこと

ダメ出しされたとき、実は正直に痛いとこ突かれたなぁと思ったわけです。

努力していない自分に自分ががっかりしていないわけなくて。でもそのもやもやした気持ちをどうすればいいのか長年自分の中で持て余していたのです。

それをあんな短時間で見抜くなんて、やっぱり脳みその処理能力が高い人は仕事早いなぁなんてへんなとこ関心したり。

これで映画のキューティーブロンドみたいに一念発起出来たらかっこいいんだけどね!どこまでへたれなのか自分!!

とは言え、焦燥感に駆られて私のパワースポットである本屋さんに行ってみたら今まで関係ないと思っていたビジネス書とか、資格の本とか、馬鹿みたいだけど本ってたくさんあるんだなぁと改めておもったり。

障子を開けたらやっぱり世界は広いのですね。

 

頭ではもうこれ以上ないぐらいスッキリ上手くいかない理由を納得したはずなのに、他人に一連の話を説明しているとようやく感情がついてきて、時間差でこれ苦しめられるパターンだわ嫌だわ。だって事実まだ一回も泣いてないもんなぁ。

でも普段は律義に周期を守ってくれる月モノが遅れているから、どこかではストレス感じてるんだね。体って正直。

だって久々に結構好きだったんだもん。

 

ともかく、28歳彼氏なしもうすぐ家なしで

かなり詰んだ\(^o^)/

 

ではまた。

 

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どピンクな主人公見てると元気出るはず。

私こそ今見るべきか。