人生ではじめて振られた話
こんにちは、とらこです。
いきなりですが。
28年ちょい生きてきましたが先日、初めて振られました。
しかも付き合ってわずか1ヶ月で。まさかの最短記録タイ。
今まで何人かお付き合いさせていただきましたが、勢いで付き合っちゃえ★ということはなく毎回一応きちんと熟慮した上でお付き合いしてきたつもりです。
というのも、へんなところで人の好き嫌いが激しい上に(日常生活には支障はない程度、のはず)他人に自分の弱みを見せることが苦手なために、付き合う人には自分のすべてさらけ出したい欲求が強くておのずとふるいの目が細かくなってしまうんですね。
今回の方はそんな中でも久々にケミストリーを強く感じて、珍しくこれだ!!と思えた案件でした。そして向こうから好意を寄せてくれていたし。
なのになぜ急転直下こんな悲劇が起こってしまったのか。
- とりあえず馴れ初め
出会いは共通の知り合いからの紹介。
わたしの直近のクソ恋愛(これはまた後日)を愚痴っていた友人に誰かいい人いないかしらと相談していたら、その人が別件で偶然再会した学生時代の友人を紹介してくれました。
私、実は紹介してもらうの初めてで結構緊張して臨んだわけです。
最初は仲介してくれた共通の友人を挟んで3人で会ったわけですが、初対面の彼の印象は眼鏡と話し方のトーンで少し神経質そう??だなんて思ったり。
でも実際話してみるととてもフレンドリーだし会話のキャッチボールが心地よいし(これ大事ね)あと今思うと話すときゅっと上がる口角がすごく好印象でした。
初回の顔合わせからすぐに二人での食事のオファー。そのスピード感に手ごたえを感じる私。
それからほぼ毎週のように会っていたわけですが、毎回毎回何時間も話し込んでいて、またそれが面白いこと!
お互い社会のメインストリームからは若干ずれているんだけど、物事を捉えるアプローチが似ていて話していてストレスがなかったんですね。
相手は頭の回転がいい人だったので、こちらも普段ほわほわな脳みそを繋げて繋げて、でもその作業が気持ちよくて。
人柄も好きで、この人と一緒にいたら楽しいだろうなと思うまでにそう時間はかかりませんでした。
そして間もなく交際スタートするわけです。
2.そしてどうなったか
もうテンション最高潮な状態ではじまったわけで、浮かれポンチだったわけですよ。
久々に愛されてる実感が湧く甘い日々。たとえそれがハネムーン期だとしても。
彼の優しさに甘えてしまい、前回の恋愛で我慢していた私の中の我儘構ってちゃんが爆発。
そして偶然にも同時期に私の住居問題が勃発し、まもなく家なしになる危機。
でもそんな中彼はうちに転がり込んでもいいよ、とまさかの神対応をしてくれました。
わたしの人生はバラ色だったわけです。
付き合って2週間経った、この時までは。
3.突如終わったハネムーン期
わたしの住宅問題も転がり込むことで決着がつき、ばたばたしていた日々からようやく落ち着いたある日。
彼「とらこちゃん・・・話あるんだけど」
と「・・・?(やな予感)」
ありきたりな切り出し方から始まる会話にはもちろんグッドニュースなんてあるわけなくて。
要約すると、
・自分はお互い高められるような女性が好きだが、きみはそうじゃない
・自分はきみの求めているようなことをしてあげられることが出来ない
って、今そんな基本的なとこダメ出ししちゃう?
4.結局何がいけなかったのか
彼、なんだかんだ言って意識高い系だったんですね。
確かに今までの経歴を聞いていると自分の知的好奇心のためには努力を惜しまないタイプ。
そして確かに頑張ってる女性が好き、そんな人を見て自分も頑張らなきゃという気持ちになると言ってたわ。
一方わたし、現状ゆるりふわりとOLしているぐらいなので人生どうにかなるっしょータイプ。
勉強とか努力とか好きじゃないし。なんなら誰か褒めてくれないと頑張れない。
しかし幸か不幸か妙にマニアックな話題の引き出しをちょこまか持っていたり、元々理詰めで物事を考えるのが好きなので会話ベースでは彼とケミストリーが起きてしまったわけです。
更には構ってちゃんモードを発動してしまったため、激務なのにちゃんとケアしてくれていた彼に向ってそれ以上を要求してしまったようでそれが彼の中の違和感の原因の一つになってしまったよう。
5.今思うこと
ダメ出しされたとき、実は正直に痛いとこ突かれたなぁと思ったわけです。
努力していない自分に自分ががっかりしていないわけなくて。でもそのもやもやした気持ちをどうすればいいのか長年自分の中で持て余していたのです。
それをあんな短時間で見抜くなんて、やっぱり脳みその処理能力が高い人は仕事早いなぁなんてへんなとこ関心したり。
これで映画のキューティーブロンドみたいに一念発起出来たらかっこいいんだけどね!どこまでへたれなのか自分!!
とは言え、焦燥感に駆られて私のパワースポットである本屋さんに行ってみたら今まで関係ないと思っていたビジネス書とか、資格の本とか、馬鹿みたいだけど本ってたくさんあるんだなぁと改めておもったり。
障子を開けたらやっぱり世界は広いのですね。
頭ではもうこれ以上ないぐらいスッキリ上手くいかない理由を納得したはずなのに、他人に一連の話を説明しているとようやく感情がついてきて、時間差でこれ苦しめられるパターンだわ嫌だわ。だって事実まだ一回も泣いてないもんなぁ。
でも普段は律義に周期を守ってくれる月モノが遅れているから、どこかではストレス感じてるんだね。体って正直。
だって久々に結構好きだったんだもん。
ともかく、28歳彼氏なしもうすぐ家なしで
かなり詰んだ\(^o^)/
ではまた。
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どピンクな主人公見てると元気出るはず。
私こそ今見るべきか。