自立するってなんなんだ
こんにちは、とらこです。
「今日出会った年上の人は、ひとりでも大丈夫だと言う」
という歌詞を思い出した話。
まぁまだ飽きもせず例の話をしていたわけですが。
「相手も頑張っている人がいいと言うのは、それはある意味依存なんじゃない?」と言う人がいた。
確かに、自分に確固たる意思や美学があれば周りの雑音なんて聞こえないはず。そこまでは私も考えたけど依存という言葉は出てこなかったな。
より自分を追い込むような環境に自分を置きたがっている彼はドMだなぁとは思うけど、確かにぶっちぎりで振り切れているわけではなくて何かに縋っている部分は無きにしも非ずかも。
と、彼を貶めたところで何にもならないのですが。
あとその年上の人は私に対して自立についての意見も言っていたけど、
・バリキャリを求めるだけが自立じゃない(もちろん仕事という面では立派な自立であるけれど)
・自分一人生きていけるだけのお金を稼いで、なんなら葬式代も出せるぐらいのお金があればそれは立派な自立だと思う
・一方で「結婚するなら年収は〜以上で、職業は〜〜」なんて言い出したらこれはまた依存になってしまう
と、何かせねば何かなさねばとトラウマ全開な私にとっては灯台下暗しというか。
今すぐ血反吐吐くぐらい働くバリキャリになるには経験も能力もないけれど、人間としてきちんとプライド持って生きていくだけで自立と言えるのかもしれない。
それからは何か成すには「血と訓練」が結局モノを言うと。
結局育ってきた環境が人間を作るし、でもそこで得た能力を発揮するにはやっぱり訓練しかない。
そんな話を聞いていると、自分は長らく自分の頭で考えることを辞めてしまっていたなぁと思う。
訓練が足りないから今こんなことになっていて、なんだか遅れてきた反抗期みたい。
本来ならきっとみんな学生のうちに自分のこと本気で考えてそれから社会に出てくるんだろうけど。
もちろん何事も遅すぎることはないけど、錆び付いた脳みそを再び叩き起こすのが大変ね。
で、みんな潜在意識として「血と訓練」を感じているから共感を生む、例えばスターウォーズもワンピースもそうだよね?とな。
私も私のオビワンを見つけねば。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/06/25
- メディア: DVD
- 購入: 6人 クリック: 256回
- この商品を含むブログ (431件) を見る
と、今まで人になるべく自分のこと、特に弱いところを見せないように生きてきたんだけど、今回の話をいろんな人にするといろんな意見が返ってきて面白いし勉強になる。
ホリエモンも「共感を得るためには自分の話をまずしなさい」と言っていたので、社会とつながるためには必要なことなんだろうなぁ。
自分一人じゃ辿り着けない考え方だってたくさんある。人に助けてもらいながら自分の思考を巡らせて、自分に自信を持って生きられるようになったらそれが自分にとっての自立かも。
そうしたらようやく人と人生共にしてもブレない自分でいられるかなぁ。
支離滅裂になってしまいましたが兎にも角にも久々に宇多田ヒカル聞くといいわ。
いぶかしげな私もまだ考えている途中です。